当社の強みを活かした工事事例

研究・グラファイトシェルチェーンの製造(北見工業大学と共同研究)

北見工業大学の鈴木教授らは木炭に対して触媒金属を注入し,熱処理をすることで触媒や誘電体としての応用が期待されているグラファイトシェルチェーン(GSCs)を得ることに成功しました。
本共同研究では植物繊維のココファイバーを用いて、GSCsの製造原料としての適性を検討しました。研究の結果、ココファイバーから放熱シートや機能紙(高伝導,電磁波シールド・電波吸収・面状発熱)の素材となるGSCsの生成に適性があることが明らかになりました。

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研究・最適ミクロフローラの構築技術の開発(東京農工大学と共同研究)

高濃度有機廃水の処理方法は好気性微生物を利用する好気性処理とメタン菌などを利用する嫌気性処理が併用されている。メタン発酵は多くの時間を要することや、回収できるエネルギー量が限られていることが課題といえる。そこで、NEDOのプロジェクトとして、メタン発酵での投入原料の種類や有機物負荷の変動に対応できる運転方法として、嫌気性ミクロフローラを優占させ、効果的なメタン発酵処理を継続的に実施する要素技術の開発とシステム設計を行った。水素ガスと有機酸を生成する水素生成ミクロフローラを優占する方法として、メタン発酵消化液を加圧熱水処理(温度150℃、圧力0.5MPa、保持時間40分)することで、水素生成ミクロフローラによる水素生産はグルコースを基質とした場合に0.18L-H2/g-VS(水素収率1.5)を達成した。

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アスベスト含有塗材の除去工法の開発

弊社はパナソニック環境エンジニアリング様・JR西日本ビルト様と共同にてアスベスト含有塗材の除去工法の開発を行いました。
着手当初は外壁アスベストに関しての法規制がなく、通常の塗材と同様の処理が行われているなか、この問題に対して早期に着目し開発を進める事になりました。
その後に試験を重ね同工法を完成させVAUM工法(バキュームウォータージェット工法)と命名し共同特許を取得(アスベスト含有壁の処理方法 特許第6140118号)し、全国的に施工を行っております。
※2018年5月22日を初回に東京ビックサイト環境展にて毎年、共同出展しております。